この一週間、いろいろあり過ぎて何から書いてよいものやら・・・
一番のニュースは、オーブンの試運転でしょうか。
お菓子を焼くオーブンには、大別してコンベクションオーブンというものと平窯というものがあります。
なんでもスピードアップの昨今、主流はコンベクションオーブンになりつつあります。
これは、庫内に強制的に熱風を対流させて焼成させるタイプのもので、家庭用のオーブンでもこのタイプのものが沢山並んでいます。
業務用は、風が強くベーキングシートなどが吹き飛ぶくらい・・・あっという間に焦げ目がつきます。
かたや平窯タイプのものは、下火と上火を使って直火(炎ではありません。温められた熱線や石などによるものです)で焼くタイプ。いいオーブンは気密性が高く、ふっくら、しっとり焼成できます。
気密性が高い。というイメージは分かり難いかもしれませんね。圧力鍋の中を思い浮かべるといいそうです。
両者のモノへ熱の伝え方には太陽と月ほどの隔たりがあります。
どっちが優れている、劣っているというものではありません〜
私が今回買ったのは後者。
学校、仕事場で一度も使ったことのないもの・・・・
あるシェフから、「店ではコンベクションにした方がいい」といわれたこともありました。
ですが、一度使って大満足。今までの疑問が晴れました。
このオーブンを導入するにあたって、紆余曲折、いろいろありました。
実は、この家をリフォームする時、電源は三相200Vといって、一般の住宅では使わない電力の供給を受ける設備をしておきました。
当初、買う予定であったオーブンがその必要があったからです。
また、これには問題がありました。
リフォーム時、店のオープンは1年、もしくは2年後になるということを伝えていたのですが、私と電気設備やさんとの話合いなどがなかったため、とんでもないことになってしまいました。
というのは、この設備工事。
工事完了した時点で、電力の供給を受けていなくとも契約がスタート。オーブンがないにも関わらず、料金を支払わなければならなかったのです。
1年と数ヶ月、基本料金の半額ですが払い続けました・・・(;;)
この件があって、単相200V(一般住宅用の100Vと切り替えで使えるタイプ)である、最終的には導入したオーブンを買うことを躊躇していたのです。
そもそも、当初予定のオーブンは、単相200Vは電気代が馬鹿にならない・・・という発想、三相200Vは電気代が安い。という発想から選んだもので、愛着もなければ思い入れもありません。
結局、予定変更して単相200Vの平窯を選んでしまいまして・・・
三相200Vから単相に変更する工事、プラス道路から我が家へ引っぱってくる電線の工事、分電の見直し・・・などなど、いろいろしなければなりませんでした。
詳しくは書きませんが、単相200Vの工事は切り替えでできる。と聞いていたので、寝耳に水だよ〜〜という工事です。
いい加減な話があったものです。
それで日程がギリギリになってしまい、結局、オーブンの搬入には応急処置で対応し、試運転を敢行。
三相200Vの電力の設備の撤去は、来週。きちんとやっていける様にするための工事は来月となりました。
そんなこんなでバタバタと試運転のため、東京から担当の方がお見えになりました。
前日に仕込んで置いたクグロフ、パイ、マカロンなどを焼き、その素晴らしさにうっとり・・・
機械好きの私は、ダイレクトに反応するこのオーブンの虜になりました。
実は、このオーブン、本当の業務用のものはとてつもなく大きく、とてつもない高額・・・・まさにオーブンのロールスロイスといってよく、憧れではあっても、私の様な者には手の届かないものです。
数年前、これが機能も品質もそのまま、小型化し家庭用として開発されました。
最初、このオーブンの天板サイズは小さいものしかないと勝手に思い込んでいたため、私の購入リストから外れていたのです・・・
が。
ある時、なんと、理想的なフランス天板(60cm×40cm)が使えるサイズのものもあると知り・・・ショックを受け、しばらく悩むことになったのです。
悩むこと、数ヶ月・・・結局、選んでしまいましたことは前述の通り。
コンベクションにするか、平窯にするか。それは、作る者が目指す店の方向に合わせればよし。
単相にするか三相にするか・・・それは、都会と田舎の場合では様相が違う様ですよ。
その話はまた後日、改めまして書くことにします。
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