もう、ずっと前のことです。
私が、ブラジル音楽に傾倒し日々ライブ通いしていた頃、出演していたパーカッショニスト達はこぞってカホンを演奏していました。
この箱ほどおもしろい楽器はありません。穴明き6面体の木箱から多彩な音色、演奏方法・・・決してこれがメインのライブではないのに、おのずと惹き込まれてしまいます。
東京にいる頃、方々を探し、デコラさんの存在を嗅ぎ付けたのでした。
マニア体質と言うべきか、身の程知らずとも言うべきか・・・ヤヒロトモヒロさん、仙道さおりさんなどプロ御用達の楽器なのですが・・・いつかはこれを演奏してみたいな。
と新しい手工芸品級ギター購入計画とともに密かに500円玉貯金していたのです。(菓子学校の学費と消えましたが・・・)
今日、お伺いしたのはそんな訳で念願の「サオリモデル」の為です。
(詳しくはHPでどうぞ)
メールで連絡し、夕方4時にお伺いすると、制作者である三浦さんに迎えられ工房に通していただきました。
工房内は過去の作品、試作品、コンガタイプのものまでところ狭しと並べられ、さらには製作中の細かなパーツ類、パソコンが置かれマニアな片鱗を垣間見ることになりました。
ご苦労されて今の楽器を完成させるも、さらなる到達点を目指している姿に感銘を受けました。
あれこれ質問しても、快く答えていただき、大変楽しい時間を過ごしました。
カホン以外の作品で、パンデイロぐらいの大きさの打面が多角形になっている高さは、10cmあったでしょうか?
3つ重ねられて置かれているコンパクトなボンゴのような楽器も私の心を捕らえ放しません。
三浦さんが叩くと皮を張った楽器と見まごう鋭い高い音、広がる低い音。木って、凄いですね。
最後に、さおりさんのストリーミングも見せていただきまして。
もっと音楽の話もしたかったのですが、次回お会いした時の為に残しておきましょう・・・
印象的だったのは、制作した三浦さんさえ思いもよらない音をミュージシャンは見つけ巧みに使い分け、演奏の幅を広げてしまうというお話。ここが魅力なんでしょうね。
カホンは、もともとペルーの楽器で私が知るそれは、とても簡単な作りの音も見た目も大凡楽器らしくないものです。
デコラさんの手によるこれは、もはや本家を越え、藍は青より出でて青よりも青し・・・「箱」とは呼べない手工芸品。威風堂々、カホン界のロールスロイス(古い!)・・・んー。カホン界のイグナシオ・フレタ(伝わらない!)・・・食肉界のイベリコ、ベジョーダ。・・・これは違うな。
引っ越した先のお隣の町の旭川にその工房があった・・・なんて少し、ドラマチックではありませんか?
そういう訳で、通販もされているところに敢えてお邪魔してしまいました。
まぁ、ようやく我が家にも移住計画前からの念願だった打楽器が、やって来たということです。
心おきなく叩けるんです。
そんな訳で、練習をする為に電気も通らないリフォーム前の家に通うこととなりそうです。
旦那さんのだけどね・・・(奴は練習嫌いですからねぇ。結果、私のものになると思います)
Decora43のHPはこちら
とりとめもなく。東京タワーが始まってしまったので・・・を言い訳に。かしこ。
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